トラブル続き
下期のスタートもトラブル発生。東証の相場情報の配信に障害が発生し、株式銘柄の売買が終日停止した。
過去には2005年11月に4時間半取引きが止まった事例はあるが、終日取引きが停止したのは、今回が初となる。 過去最悪のシステムトラブルと言える。
コロナで経済が混乱する中で、コンピュータまで伝染するとは思いたくないが、踏んだり蹴ったりである。 夜になってアローヘッドと呼ばれるシステムに障害が発生し、バックアップに切り替わらなかったと言うことが判明したが・・・。
政府は、香港市場に代わるアジアの国際金融拠点の設立を目指しており、今回のシステム異常は、東証の信頼感に水を差す結果となった。
コロナ禍において東証に限らず、東京に機能が一極化していることのリスクが多方面で露呈しており、地方への機能分散を含め、リスク管理が今後はますます必要な世の中となりそうだ。