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見事2冠達成

天才藤井棋士が昨夜予想どおり見事2冠を達成した。

羽生棋士の最年少2冠を大幅に更新する10代での達成とともに、ヒフミンこと加藤棋士の最年少8段の記録も60数年ぶりに更新したと言う。いやはや記録づくめである。

もともと凄い人が、コロナ禍で、対局がなかった時期に、自分の将棋を見つめ直し進化を遂げたというから恐れ入る。彼の進化が顕著に現れたのは、前日の封じ手(二日目の初手)であろう。 私のような凡人では、最強の駒飛車と銀を交換するなんて思いつかない。(八七同飛成

藤井新2冠曰く、劣勢だったので、犠牲を払ってでも前を向いて積極的に進もうと自己を鼓舞する意味合いがあったという。

日ごろから問題意識を持って臨み、物事に動じない芯の強さとともに、コロナ禍を乗り越えるヒントを与えてくれたように感じた。

これで8冠タイトル保持者は、藤井2冠の他、渡辺名人(3冠)、豊島竜王、永瀬2冠という顔ぶれとなった。

過去において7冠を達成したレジェンド羽生9段も復調の兆しを見せており、今後も5人で大いに将棋界を盛り上げていってほしいと願う。

ところでこの中に天才藤井棋士をしても今まで一度も勝てていない棋士がいるのを皆さんご存じでしょうか? 

その人こそ豊島竜王である。なんと天才藤井棋士をしても4連敗中と聞く。竜王は、8冠中最高位(※)なので順当と言えば順当なのだが、今の勢いでいけば、近い将来きっと苦手意識を克服しそうな気がする。

夢の8冠めざしぜひ頂点を極めてほしい。頑張れ天才棋士藤井聡太。

※名人が歴史的には、最も古いタイトルであることから、意見がわれるところだが、竜王が最高賞金額(4320万)のため竜王を最高位とした。 名人(2000万)

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